「春バテ」「5月病」をのり切る3つのポイント

多忙な時期をなんとかのり切り、やっと寒さから解放され、1年のうちでは最も過ごしやすいはずなのに疲れやすかったり風邪症状が長引いたり物事に集中できなかったりと、不調を感じていませんか?

花粉症がある方はさらに追い打ちをかけられる状況かもしれません。

疲れを強く感じると動作も少なくなり代謝も低下します。また食欲のコントロールが難しく、食事を抜いてしまったり、食べすぎたりと気を付けないとせっかく上手くいっていた食事バランスが乱れかねない(ブログ9参照)のも、この時期です。

糖尿病や脂質異常症などで治療中の方も、年末年始に次いでコントロールが難しくなる時期でもあります。

 

春バテの原因とは?気候と環境の変化に注意!

春バテ・5月病の原因

原因を知り、その対処法を実行することで、上手くのり切って仕事にレジャーに健康的に楽しく活躍していただきたいと思います。

 

<原因その1> 寒暖差が大きい気候

朝晩と日中の気温差が大きいだけではなく、移動性高気圧が高頻度で到来するために、一週間の内で季節をまたぐほどの変化があることも珍しくありません。

今年のように年明けからの寒さが厳しい年は、特に変化が大きくなっています。

身体はなんとかそれに対応しようと交感神経を優位に保ちます。それによる自律神経の過緊張状態が疲れの原因の1つになります。

また、日中暖かく感じる日でも、夕方は急に気温が低下し、日較差15度以上の日もあります。そういったときに衣服での調整が追い付かないと、筋肉を緊張させ体温低下を防ぐようにするため、首や肩、頭に痛みが起こりやすくなります。

 

<原因その2> 生活環境の変化

春は、卒業、入学、入社、転勤など、新しい生活が始まることで多忙なだけではなく、無意識のうちに緊張感をもって日々過ごしている時期です。

緊張状態が継続することで、睡眠の質が低下し、十分な休息が取れないまま朝になってしまい、知らず知らずのうちに疲れをためこみ、自分を奮い立たせて頑張ろうとすることでさらに過緊張になるという悪循環に陥ってしまいます。

 

春バテをのり切る3つのポイント

次にあげる3つのポイントに従って生活を見直すことで、快適な毎日を手に入れてほしいと思います。

 

朝気持ちよく目覚めるために

朝気持ちよく目覚めるためにできること

なんと言っても質の良い睡眠をとるブログ9睡眠参照)ことが大切です。緊張感をもって取り組んでいる日々なので、心身共にリラックスできる環境を作ることをオススメします。

・夕食を少し軽くしてみる

3月、4月は様々な行事のために会食が増える時期で、通常より脂や食塩、アルコールの摂取量が増え、胃腸も少々疲れ気味です。

消化している間は真に全身で休むことが出来ず、食べてすぐ寝ようとすると食べた物の一部が逆流し胸焼けの原因になります。

夕食を抜いてしまうと、かえって疲れが取れないので、軽めに摂って消化器ともどもゆっくり休めるようにしましょう。

・バスタブにゆったりつかってみる

38~39度くらいまでのぬるめの湯加減でリラックスして浸かることをオススメします。(ブログ4毎日の身体のメンテナンス参照)

血行が良くなり、筋肉のコリがほぐれ、気持ちの良い睡眠に繋がると思います。

そして、朝目覚めたら水分をたっぷり摂って健康的に1日をスタートしましょう!(ブログ2朝起きたらやってほしい3つのこと参照)

 

規則的に食事を摂る ―生活時間を食事で立て直す―

規則的に食事を摂る

何かとやるべきことが多く、気が付くと食事時間が過ぎてしまったり、帰宅時間が遅くなることにより夕食が深夜になったり、食間があくために間食が増えたり、会食が多いこと以外にも食事が不規則になりがちな時期ですね。

食事を抜くと脳も筋肉もエネルギー不足となり、効率も落ちてしまいます。(ブログ9食生活参照)バランスの良い食事が理想ですが(ブログ3参照)まずはできるだけ簡単に食べやすいものを予め朝出勤時に買っておくなど工夫をして、時間を決めて食べるようにしてみて下さい

3食を上手く摂ることで、早く新しい生活に慣れ、自分の生活のペースが作れると思います。

 

気持ちよく動く

気持ちよく動く

今まで何度もふれてきましたが、健康的に気持ちよく過ごすには、「運動」は欠かせません。(ブログ4参照)

こんなに疲れているのに運動なんて気分になれない、そんな時間はない、と思っていませんか?運動について考える余裕もないかもしれませんね。

ただ、身体は同じ姿勢でいるよりも、時々適度に動かした方が血行もよくなり、能率もアップします。

通勤や仕事の合間を利用して、「気持ちよく動く」を実践してみて下さい。(ブログ8体重管理の注意点参照)

また、日頃から運動習慣があるのに新しい生活が始まりまだそのペースが作れていない方は、ぜひ次の休日に自分の大好きなスポーツを思う存分楽しんでみて下さい。心身ともに真にリフレッシュするのを実感できると思います。

 

「春バテ」「5月病」をのり切る3つのポイントまとめ

多忙で疲れを感じているときにこの3つのポイントをすべて同時にやるのはなかなか大変だと思いますが、1つずつでもいいので取り組んでみて下さい

新しい生活に早くなじみ、健康的に楽しく日々を過ごしていただけると思います。

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