秋を元気に楽しむ3つのポイント

10月に入り、秋らしい日と湿度が高く今年の厳しい夏の名残のような日の繰り返しですね。まだいつもの秋の自分のペースをつかめていない方も多いかもしれません。

前回の疲れをとる2つのポイント(ブログ13)を見直して、実行してみてください。自分なりにうまく元気に過ごせているつもりでも、いつもの夏より頑張った身体には少し疲れが残っていて、感染症に対する抵抗力が弱くなっていますし、秋は感染症の流行しやすくなる季節でもあります。

「食欲」「スポーツ」「仕事や勉強」など何をするにも快適で楽しい秋を元気に過ごすための日常の注意をご紹介します。

 

感染症対策

夏の疲れを少々引きずった身体が日々の気温差や日較差に順応できず、喉の痛みを感じている方も多いと思います。

特に糖尿病の方は感染症にかかりやすく治りにくい傾向にあるので、まずはしっかり予防したいものです。予防についてはブログ7を参考に、今の自分の生活をチェックして実行してみて下さい。

さらにこの時期ならではの注意点をあげたいと思います。

 

うがいをしてから水を飲む(ブログ2参照)

涼しくなってきて朝たっぷり水を飲む習慣を忘れていませんか?汗の量は少し減ったとしても呼吸などによって随分水分を失っているので、活動前に十分補うことはとても重要です。

さらにその前にうがいをオススメします。何故なら、まず口腔内や咽頭の細菌やウイルスを出来るだけ取り除いてから水分を十分摂っていただきたいからです。

朝一番のこの習慣はこれからさらに寒くなっても重要なので、今から継続するようにしてください。

 

適温調節

まだ合い服がほとんどなので、日中太陽が出ている時間に気持ちよく過ごせる服装では、特に朝晩肌寒く感じると思います。これを我慢してしまうのではなく、こまめに着衣や特にスカーフ・マフラーなどで調節をして、自分にとって心地良い状態で過ごしてほしいと思います。

例えば、朝少しひんやりすると思ったらマフラーをして出かけ、歩いているうちに温まったら外したりジャケットを脱いだりしてみましょう。

首や肩、手足先の冷えは末梢血管を収縮させて血圧上昇の原因になるので、高血圧症で治療中の方は特に注意が必要です。

もう夜具は衣替えが済んでいますか?真夏のものと同じ方は毛布を一枚加え、まだ半袖半ズボンの方は長袖長ズボンに取り換えましょう。

入眠時は寒くなくても朝方は室温も下がります。腕、下肢、首や肩が出ていると、寒くて目が覚めるほどではなくても、手足を縮めて丸くなって身体を強張らせてしまうので、熟睡できず翌日に疲れが残ってしまいます。

良い睡眠をしっかりとることは元気に生活する上での基本なので、毛布など掛けるもので自分の快適温度を作ってください。

夏の空調対策の時のように大きなバスタオルを肩から首にかけてふわりとかけておくと、起床時に喉の痛みを感じることがほとんどなくなるのでオススメです。

 

食欲対策

以前食欲の秋の健康的な楽しみ方(ブログ5)を紹介しましたが、自分なりのペースが出来ていますか?

食のバランスや順番など疑問に思った方はブログ3を参考に自分のペースを作ってください。

せっかくペースが出来ていた方が、過食や多飲が続き体重が増えてしまうと、糖尿病や脂質代謝異常症のコントロールが悪化したり、血圧が上昇したり、治療中の疾患の悪化を招きます。また、心臓に負荷がかかったり、血管が詰まったりと重大な合併症を引き起こすことがあります。

食べたいものを美味しく楽しく」食べながら健康管理をするために食事のバランス順番には気を付けられるように日頃から実践し、身につけてください。(ブログ3

今の時期とても有効で気を付けてほしいことが、①水分を十分摂る②塩分注意③体重管理です。毎朝トイレを済ませて体重を計測、うがいしてたっぷりの水分を補給し、食事のときは塩分の摂り過ぎに注意(ブログ5)を実践してみて下さい。

 

運動について

秋は身体を動かすのにとても気持ちのいい季節です。日頃からスポーツをされている方は継続して思う存分楽しんでいらっしゃることと思います。

あまり運動習慣が無かった方や、どちらかと言えば動くのが苦手な方も、気持ちのいい季節ですので、外出のついでに少し足をのばして散歩をしてみるのはいかがでしょうか。毎日少しずつ時間を延ばすとウォーキングを習慣にすることが出来ます。

歩く前、運動前には、必ずストレッチをして始めるようにしてください。外傷予防にとても重要です。暑くはなくなりましたが、水を持つのも忘れないようにしましょう。

歩くだけではなく、筋肉量を維持増量するためにスクワットや腹筋、腕立て伏せなどのレジスタンス運動ブログ4 運動の種類)もとても重要です。代謝が高まり、インスリンの効きを良くして、糖尿病や脂質代謝異常症のコントロールも改善しますし、血圧も低下し安定してきます。

また、運動後はやりっぱなしで放置すると身体に疲れが残ったり、その後の外傷の原因になったりするので、ストレッチなどを十分に行うようにしてください。(ブログ4 毎日の身体のメンテナンスについて)ブログ4,5を参考に秋こそ運動を楽しみ、その後の習慣につなげて下さい。

 

まとめ

いかがでしたか?少し夏の疲れが残り気になっていた方も、いずれも今すぐ取り組めるので、1つずつ始めてみて下さい。

今年も、インフルエンザが流行する季節目前です。しっかり準備し、予防したいものです。

気が付いたら秋本番。3つのポイントに注意して元気いっぱい楽しくこの季節を満喫してくださいね

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