2018年がスタートして2ヶ月、年度末をむかえ、何かと気忙しい日々を過ごされていると思います。
年頭にあたり、自分の健康管理をするための目標を3つ立ててみたと思いますが、いくつ実行できていますでしょうか。
まったく実行していないうちに目標すら意識下に無いなんてことの無いように、ここで一度確認してみましょう。
また、再度意識することでまだ実行できていないことも、一歩踏み出せると思います。
3つの中で1つでも取り組めた方は、そのプロセスをなぞることで、まだ実行できていない目標実現への1つの足掛かりにしてみましょう。(ブログ⑧参照)
年度末は、歓送迎会など年末年始とは主旨が違っても、会食の機会が多い時期だと思います。“グリーティングシーズンの楽しみ方”を参考に楽しく乗り切ってください。
食生活
多忙なこの時期は、食生活は特に以下の3つの理由で不規則になりがちです。
それぞれの対策をたて、心構えを持って対応することで健康的に乗り切りたいものですね。
昼食抜きのことがある
平日仕事量などの増加で昼食時間がとれないため抜いてしまうこともあるかもしれません。
食事を抜いてしまっては必要エネルギーの補給不足により集中力にかけ、能率も落ちてしまうことで残業が増え、健康的な生活が難しくなります。
朝出勤時に合間に食べやすいものを買って用意したり、多忙なときのために保存できる食品を日頃から仕事場に置いたりしてもいいですね。
欲を言えば、質も考慮できるといいですが、まずは抜かないことが重要です。
夕食が遅い
仕事量が多くできれば終わってからゆっくり食べたいと考え、夕食時間がどんどん遅くなってしまうことがあると思います。
いつもの自分のペースから考えて、遅くなってしまう場合は、時間を決めて早めに夕食を摂るようにしましょう。
どうしても遅くなってしまう場合には、いつもの食事をそのまま摂るとカロリーを摂りすぎて体重増加につながります。
糖尿病や脂質異常症で治療中の方は、コントロールの悪化を招いてしまいます。
就寝する時間から逆算して3時間以上時間がある時でも、ある程度遅くなっている場合は、いつもの7割程度、特に脂質量(ブログ⑤脂質について)と塩分量(ブログ⑤塩について)に注意すると影響を最小限にすることができます。
さらに遅くなって出来るだけ早く休みたい場合には、食事量も半分以下にし前述のポイントに注意して、脂質が多く濃い味つけの副菜を選ばないように注意しましょう。
歓送迎会等、会食が多い
日頃仕事を頑張っているわけですから、会食はぜひ積極的に楽しんでいただきたいものです。(ブログ⑦グリーティングシーズンの楽しみ方参照)
会食になると、品数も多く、食事時間も長くなるために、つい食べ過ぎ・飲み過ぎになる方が多いと思います。
たまになら問題ない会食も、頻度が高くなると体重管理が難しくなり、糖尿病や脂質異常症の治療中の方の場合はコントロール悪化の誘因になります。
会食も頻度が多い場合は、体重管理を簡単な指標にすることをオススメします。(ブログ⑦体重管理について参照)
アルコールを楽しむ方は、休肝日も意識して設けるようにしてください。
また、自分の決まり事として、朝目が覚めたら気持ちよくお腹が空いて朝食がおいしく食べられることを目標に、何時ごろまでにどれくらいの量を楽しむかというペースを持つと翌日に影響を及ぼさないと思います。
運動習慣
多忙なときは日ごろジムに行くなどの習慣がある人ですら時間がとれなくてペースを保つのが難しいものです。疲れが残った状態で仕事に追われているときに、運動について考える余裕もないかもしれません。
ただ、身体は同じ姿勢、静的な状態でいるよりも、時々適度に動いてあげたほうが、血行が良くなり、疲れもたまりにくく、能率もアップします。
仕事の合間や通勤時などの中に意識して取り入れるようにしてみましょう。(ブログ⑧体重管理の注意点参照)
また、1日1回は是非バスタブに入って少しでも疲れをとってください。(ブログ④毎日の身体のメンテナンスについて参照)
睡眠
始業時間は決まっているので、遅くまで仕事や会議、会食などがあると、自ずと睡眠時間が少なくなって睡眠不足のために疲れが蓄積して能率がおちて、さらに遅くまで仕事をしなければならないという悪循環に陥りがちです。
疲れがたまり過ぎると精神的緊張感がとれにくく、睡眠の質が悪くなりさらに状況が後退します。
その悪循環から脱するには、以下の3つの内1つでもやれることから取り組んで、少しでも疲れを取り除き、ぐっすりと休んでいただきたいと思います。
休日の過ごし方
休日はいろいろ予定を入れたいところですが、入れる前にまず十分睡眠をとってしっかり休んでください。
そして目が覚めたら水分を十分にとって、1日をスタートしてみてください。(ブログ②水を飲む参照)
日頃慌ただしく摂っている朝食も、ゆっくり楽しんでもらうことで心身ともにリラックスでき、疲労感も軽減できると思います。
夕食について
遅い時間の夕食をもう少し軽くしてみると睡眠が深くなります。消化している間、消化器は起きているわけで、真に全身で休むことが出来ません。
また、食後すぐに寝ようとすると量によっては一部の食事が逆流することにより胸焼けの原因になります。
抜いてしまうと疲れが取れませんので、軽めにとって、しっかり歯磨きをし、出来るだけ早く休むようにしてみて下さい。
入浴のススメ
時間をみつけてバスタブに入るのをオススメします。
帰宅時や就寝前に時間が取れる方は、ゆっくりと質の良い睡眠の導入になると思います。(ブログ④毎日の身体のメンテナンスについて参照)
また、朝起床後の入浴も血行をよくし、全身の動きを容易にしてくれるので、睡眠に対する満足度が向上します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
多忙な毎日を過ごされている皆さんは、このブログを自己管理に役立てて健康的にこの時期を乗り切っていただければと思います。
気温上昇と共に、花粉の飛散量が増え、特に花粉症の方はマスクが手放せない悩ましい季節となります。
食の乱れ、運動不足による体重増加やむくみ、疲労の蓄積、睡眠不足などは、症状の悪化につながりますので、今回のブログを参考に、少しでも快適に過ごしましょう。